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子供の歯並びは10〜

12歳で生え変わりが終了し,この期間に顎骨も成長する事で顎の形態や上下顎骨の位置関係も変化します.このため,子供(乳歯列)の歯並びをどれだけ完璧に改善したとしても,永久歯になり歯並びが悪くなる場合も多い事が過去の研究で明らかにされています.

また,矯正装置を装着する場合,治療費に対する経済的な負担,装置装着に伴う不快感や虫歯リスクの上昇などあるため装着を装着する期間はできるだけ短くする必要があります.そのため,矯正治療は最も効果的な時期に行なう事が重要で,治療を開始する効果的な時期を診断する能力が必要となります.

御質問の内容から,現在の御子息の年齢(4歳と2歳)では,受け口を治す事は出来たとしても将来的に安定すると断言できる時期ではないため,矯正治療の年齢としては早過ぎると思われます.
しかし,虫歯の予防を開始するには非常に良い時期です.

そこで,まずは虫歯予防を主眼として定期的な歯科医院への通院を開始し,

歯科矯正 歯列矯正永久歯萌出開始から萌出完了の時期(6〜12歳頃)に合わせて検査を行ない,適切な診断と治療を受ける事を御勧めします.

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